肩の痛み
肩は自由に動き、可動域が大きい関節です。よって、周囲の関節や筋肉とのバランスが非常に重要になってきます。隣接する首、背中、腕、胸の影響を大きく受けます。
その中でも肩に最も大きく影響を及ぼす骨は肩甲骨です。
手を真上に挙げるとき肩の関節は3分の2動き、その時肩甲骨は3分の1動きます。
3分の1の肩甲骨がしっかり動かないと、肩の関節は大きくストレスを受けてしまいます。
治療において、まずはこの肩甲骨周りの筋肉を特殊電気(※1)や超音波(※2)などを用いてほぐします。それから肩甲骨がしっかり動かせるように手技治療や運動療法を行います。
その後、肩関節との動きを調整し、肩甲骨の奥にあるインナーマッスルを鍛えるための運動や、首のストレッチ、可動域を回復させる体操などもご指導致します。
《整骨院の保険が適応になるのは、痛みの原因がはっきりしたケガにおいてです。
詳しくは料金のページをご覧ください》
※1特殊電気・・痛めた組織の状態を読み取り、「痛み」と反対の電気を入れることで細胞を正常な状態に戻す電気治療です。詳しくは『スポーツ外傷』のページをご覧ください
※2超音波・・1秒間に100~300万回の微振動で硬くなった組織や筋肉の血流を改善させ、循環を良くします。この微振動が体の奥の組織を活性化させます。詳しくは『頭・首の痛み』のページをご覧ください。
患者様のお声

右手の肩が電気が走るように痛かった
又、腕の部分が少しはれあがっていた
1週間くらいになるが痛みは取れて軽くなった。
通院してよかった。

首から肩にかけて痛みがあり腕が上がらなかった
痛みがやわらぎ首を左右に回すことも腕の上げおろしもらくになった。
症例集
40代 男性 野球の投球動作による肩の痛み
野球の練習で投球動作により肩の関節部に痛みが走り来院されました。
まずは特殊電気を用い炎症をひかせます。傷めてしまってからすぐ来院いただいたので、早く炎症を引かせることができました。その後、包帯およびテーピングにて2週間ほど固定しました。固定期間中も週に2~3回来院していただき、2次的症状を起こさないように治療を行いました。
固定をはずした後、手技治療にてリハビリと調整を行いました。
かなり回復し、痛みがなくなってきましたが、再び投球動作にて症状を悪化させないように筋力の向上を図り、狭くなっている肩の可動域を改善させました。